生産能力1.35倍!塗装作業をロボットで自動化し、生産性向上
塗装ブース自動投入システムのご提案
━━ 課題 ━━
塗装作業の自動化による負荷削減と生産性向上を図りたい
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●作業者1名が、6箇所の塗装ブースを行き来して塗装する製品、塗料缶、シンナー缶の出し入れを行っているが、塗装ブースにつきっきりで同じ作業を繰り返し行うのは作業負荷が高い
●コストを抑えるために、既存の塗装ブースを維持したまま、作業者が行っている作業のみ自動化し、作業負荷軽減と生産性向上を図りたい
━━ 提案 ━━
ロボットを使用した半自動化設備をご提案
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●限られたコストの中で、既存の塗装ブースを維持したまま自動化を行うことができるように、ロボットを使用した半自動化設備をご提案
●自由度が高く、細かい作業にも対応できる「6軸多関節ロボット」を選定
●ロボットで作業をスムーズに行うことができるように塗料缶、シンナー缶をセットする専用ラックを設計
●作業開始時に作業者がラックに塗料缶、シンナー缶をセットした後は、ロボットにて繰り返し作業を行うことができるため、別の作業と掛け持ちが可能
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成果へのプロセス
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●MotoSim※にてロボットハンド、塗料缶、シンナー缶がラックや塗装ブースの入り口に接触せずに、 塗装ブースへの出し入れを行うことができるように繰り返しシミュレーションを行う
※(株)安川電機のシミュレーションソフトウェア
●試験運転時、シミュレーションでは把握できなかった干渉が発生するも、緻密なロボットティーチングとロボットハンドの改良を行い、作業に影響がないことを確認
お客様の声
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ご提案から設備導入後のトラブルまで迅速にご対応いただき、感謝しております。
塗装ブースの自動化により、作業者は別の作業と掛け持ちが可能となりました。
自動化を行う前と現在を比較すると、生産能力が1.35倍となり、当社の生産設備の中で、1番生産能力が高い設備となりました。
今後、新たな自動化設備の導入計画もあり、社内では更なる生産性向上が期待されています。
様々なご対応をいただきありがとうございました。
塗装ブース自動投入システム 導入後
